こんにちは、院長の小木曽周二です。当院では心と体の関係について長年取り組んできました。同じ症状で来られたのに早く良くなる方と、施術後は良くなるのに、またすぐにもどる方もみえます。
私はすぐにもどる方達に対して「なぜ戻るのか」を考えてきました。私は臨床経験30年で多くの患者さんを診ていく中で、一定以上の思考パターンがあることに気がつきました。
「心が体に影響を与えていると」昔から言われてきました(病は気から)(気の持ちよう)などがそうです。これは現代医学でも認められている事実です。
心が体の本来持っている回復機能にマイナスを与える影響として、大きく分けると4つがあると考えています。不安と恐怖、持ち越し苦労と取越し苦労になります。
不安とは漠然とした未来に対する不安な気持ちを連想していくと、恐怖心が強くなり、未来が明るく考えられないと、体が本来持っている修復する機能は影響を受けるのです。
持ち越し苦労は、(過去の嫌な経験)例えば、過去にある人に言われた言葉や自分の失敗経験が、心の奥の深い所で「心の傷」となります。取越し苦労は(未来に対する恐怖)これが強く出ると未来が明るく考えられなくなり、暗い未来を連想して行き、体の本来持っている治そうとする機能は低下するのです。
また人の考え方には長年の思考のくせのようなものがあります、それは自分では気が付いているものから、気が付いていても変えるのがむずかしいものも有ります。
心が体に与える影響として、最近はすくなくなりましたが、昔は胃潰瘍(いかいよう)がよくありました。胃はストレスを感じると胃酸が多く出て胃に穴が開く仕組みです。
また顎関節もストレスを感じやすい関節です。夜寝ている間にストレスで歯を強く噛みしめてしまい、口腔外科や歯医者さんではマウスピースを夜噛みしめないように処方します。
心と体は関係しており、犯罪にも時候があるように、過去の嫌な記憶を時候にするようにして、自分も他人も許して行きましょう。過去の失敗を智慧に変えていきましょう。
今日より明日はもっと良くなると信じましょう。そのために一歩一歩努力で明るい未来を自分の手で作っていきましょう。神様はいつも見て助けてくれていると信じて生きていきましょう。
失敗しても七転び八起きの精神で勇気をもってすすみましょう。神様はいつも見ていると信じましょう。
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水野整体院・接骨院でございます。