逆流性食道炎

逆流性食道炎とは

胃の内容物が食道に逆流して、胸やけや食後に酸っぱいものがこみ上げて来てしまう症状です。

 

 

1.内臓の調整を行うから

まずは胃の入口のふたが閉じるように、横隔膜を調整し、胃からの内容物の逆流を防ぎます。

次に胃も筋肉であるために、かたくなったりやわらかくなったりということがあるのです。

かたくなった胃はゆるめてあげると血液が流れてやわらかくなり、胃の疲労が回復して胃は本来の働きを取り戻して逆流することはなくなるのです。

2.自律神経の調整を行うから

自律神経とは意思とは無関係に生命を維持している(心臓・肺・胃など)を支配する交感神経と寝ている時やリラックスするときに働く副交感神経の2つがあります。

胃の筋肉は副交感神経で活発になります。体に疲れがたまったり、ストレスが続いていると、副交感神経の働きが低下して胃が動かない状態となります。

3.ゆがみの調整を行うから

ゆがみを正しく調整していくことで、筋肉がやわらかくなり体がリラックスした状態となり、副交感神経が働きだし、副交感神経が働きだすことで逆流性食道炎が止まる仕組みです。

4.筋肉・筋膜の調整を行うから

食事してすぐに動くと、胃に血液が回らずに胃に負担をかけてしまいます。同じように、体の筋肉が硬い状態は胃に血液が回らずに胃に負担をかけているのです。

体の筋肉が硬い状態は、同じように自分では力を抜いているつもりでも骨格筋に力が入っているので、脳は交感神経が活発に働き、副交感神経は抑えられた状態になっているのです。

活動すると → 胃が休み

リラックスすると → 胃が働く

5.生活習慣の指導を行うから

痛みが今後出ないように、生活習慣・運動・食事・呼吸法をアドバイスします。

 

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食道と胃の移行部は胃から食道への逆流防止機能があります。いくつかの機能が合わさって逆流を防止していきます。(LES作用)この機能に異常が発生して逆流性食道炎が発生しているのです。

~追伸~

逆流性食道炎を改善しておくのは、食道がんなどの予防につながると考えていますので、症状が軽いうちに施術をしておきましょう!

水野整体院・接骨院