膝関節が改善して行く5つのポイント

1、その場で筋出力アップ

変形性膝関節症で来院される方の悪い側の足を筋力テストしてみると、ほぼ全員が筋肉がうまく働いていません(筋出力が低下しています)

長く患っている方は、自分でも確認できるほど足が細くなっています。

筋肉がうまく働いていないのです(サボッているのです)

そのため根本原因の1つである筋肉がうまく働くようにする必要があります。

施術をすると、その場で筋肉の出力が上がることが確認できます。

2、ゆがみを調整

変形性膝関節症の原因は4つの関節のゆがみであると考えています。

  • 仙腸関節
  • 股関節
  • 膝関節
  • 足関節

膝関節は全てとつながって動いており、バランスをとることで体重の負荷を吸収しています。

関節のゆがみがどこかに発生し、バランスが崩れると、足の根本(膝関節)に負荷がかかりやすくなるのです。

その状態が長く続くと、膝関節は痛みだすのです。

3、筋肉・筋膜の調整 

変形性膝関節症で来院される患者さんに共通していることがもう1つあります。それは、膝関節周りの筋肉が緊張して硬くなっているということです。

そこで当院では、硬くなった筋肉をゆるめる方法として筋肉についている筋膜の癒着を手技で正常に整え、膝関節周りの筋肉をゆるめる施術を行います。

筋膜を正常に整えることで、膝関節の動きが良くなり痛みがおさまっていくのです。

筋膜にアプローチすることで、膝関節周辺の筋肉がやわらかくなり、歩きやすくなります。

筋膜とは筋肉を包み込んでいる膜のことです。筋膜が筋肉どうしをつなぎ合わせ、全身を包み込んでいます。

タイツのように、筋膜が全身の筋肉を包み込んでいるとイメージすればわかりやすいかもしれません。痛みの原因は、固くなっている筋肉ではなく表面を包む「筋膜」にあります。したがって、筋膜を施術することで痛みを改善することができます。

筋膜には痛みを感じる神経が多く存在し、膝関節の炎症により筋膜が刺激を受けると痛みが出ます。

筋膜を正常に整えることで、膝関節の動きが良くなり痛みがおさまっていくのです。

筋膜にアプローチすることで、膝関節周辺の筋肉がやわらかくなり歩きやすくなります。

え!筋膜?と思うかもしれませんが、自分では気づかないうちに膝関節が悪くなってしまったのは、筋膜の癒着も原因であることが多いのです。

そのため、筋膜の動きを正常に整える必要があります。

筋膜が癒着して筋肉のバランスがくずれると、体はゆがんでいきます。

 

4、関節の動きを改善 

変形性膝関節症は関節の動きがかたくなっているので、関節の動きを良くし、生活動作を楽にしてあげる必要があります。

5、自宅でもできるセルフケアを指導

自宅でもサボって働かなくなった筋肉がしっかりするように、自宅セルフケアをお伝えしていきます。

水野整体院・接骨院